大田区基本構想策定

2008.10.15

 大田区は天野区長以来、実に25年ぶりに基本構想を策定することになり、野呂恵子は区民公募委員の方々なども含めた議論の末の大田区基本構想に賛成いたしました。これから基本計画に具体的な政策が置きこまれてまいります。その計画が大変重要です。多くの区民の皆様に基本構想の内容を知っていただき、計画に反映させ安心して暮らせるまちをめざしてまいりたいと考えております。

最終日の議会で行った賛成討論の要旨を掲載いたします。

 

大田区議会緑の党は、第88号議案大田区基本構想について賛成の立場から討論を行います。
この度の基本構想では、行政よりも区民の果たす役割に重きが置かれていると感じる面も多々ありましたが、何よりも公募区民の方々の参画、そして、4回にもおよぶ各地域での区民との意見交換会など、審議会委員の言葉を借りれば「他の 自治体よりも開かれた、いわば大田区方式」ともいうべき住民参加の流れを作ったことを重く受け止め賛成といたします。その上で意見を述べさせていただきます。
昭和57年、天野区政で策定された基本構想には、自治体の憲法として、大田区が区民の人間性の尊重、平和・基本的人権を大切にすることを基本理念に明記し、各分野を網羅した具体的目標がきめ細かく掲げられておりました。
今、変化に富む時代を区民が安心して生活するためには、松原区長の掲げる地域力という言葉に内包される意味が大変重要だと考えます。この度の基本構想には、大田区が説明責任を徹底しと区政情報の発信を行うと明記され、それが果たされる時、自ずと区民、地域が信頼を寄せ、対等な関係でまちづくりに参加し、地域力になっていくと考えます。そこから基本理念に掲げた「人と人とのつながりが、優しいまち」が作られていくのではないでしょうか。全ての理念は人づくり、人を育てるためにあり、その区民一人ひとりがやがてまちの将来を支えると考えます。その意味で、人間形成の基礎となる幼児教育について、もっと踏み込み個別目標に明記していただきたかったと考えますが、今後の計画にはより具体的に盛り込まれますよう要望いたします。
3つの部会そして全体会の議事録もすべて拝見いたしましたが、各委員の々な意見を網羅することがいささか困難なほどであったように感じられました。中には基本計画に踏み込んだと思われる内容もあり、今後計画に反映させる努力をしていただきたいと考えます。
 そして、これは議会の課題ではありますが、25年前の基本構想策定では26名からなる区議会委員による特別委員会が設置され議論されましたが、この度は審議会の委員と重複している委員が3名もいる総務財政委員会に付託され、その上、大変短い時間で審議されましたことはいささか残念であり、一人会派も含めたより多くの議員による議論にしていただきたかったと申し添えておきます。
急激に進む少子高齢化と先行き不透明な経済に左右される時代の20年後は、変化と予断を許さない時代です。
だからこそ20年後の大田区をつくる新たな基本構想は、その実現に向けての具体的な取り組みが何よりも大切であり、基本計画はまさに区民の安心の道標になるよう求め私の賛成討論といたします。
 

 

 

 

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第3回定例区議会が始まります

2008.09.18

 いよいよ本日から第3回定例区議会が始まります。

 さて、定例議会には、「長期基本構想」も上程されています。昭和57年、天野区政の時に作られた長期基本構想のもとこれまでの行政運営が行われてきましたから、実に20数年ぶりに作られる基本構想になります。残念ながら、一人会派は基本構想審議会にも、上程された後の審議にも加わることはできません。この議案は総務財政委員会に付託されることになったからです。かつて、天野区政の時には、26名の議員からなる特別委員会を設置し長期基本計画の策定などの審議も行ったと、区議会史に記されておりました。長期基本構想は、大田区政の道標です。区民が主人公の区政をいつも心にかけていきたいものです。

 10月14日までの長い議会ですが、お時間がございましたら傍聴にお越しください。

 

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初心忘れずに・・・報告会&学習会

2008.07.06

 6日午前、定例会の報告、そして後期高齢者医療制度の学習会を開催した。本来ならば、6日の午後に、ゆったりと行う予定であったが、「施設予約から2週間以内に料金納入」という決まりを失念し、利用料を支払いに行ったときには、既に予約がキャンセルになっていた。それからの慌しさ。急いで会場を探し、午前中ならば空いているという会場を押さえ、はがきで変更通知をだし、ようやく当日を迎えた。来てくれるだろうかという不安な面持ちでいたが、次々来てくださり、ほっと胸をなでおろす。

 それでも、午後から来る方がいるかもしれないと思い、再び会場へ。案の定、お出でになった方がいた。

 二度とこんな愚かなことはしまいと思ったが、一報もなくキャンセルになってしまうシステムという代物に、係りの方がいたころの懐かしさを思い出してしまった。「明日までに料金お支払いください」と、電話が来ていた頃の懐かしさとでも言いましょうか・・・。

 とにかく、無事定例の報告会と学習を終えることができた。「議員になってから毎回必ず報告会を開催してきてくれたが、これからも続けてください」という言葉に励まされる。

 さて、定例会の質問や議案についてはいつもより駆け足ですませ、後期高齢者医療制度について皆さんと語り合った。既に75歳を越えた方やこれからの方も含めて、大田区の後期高齢者の説明パンフレットを配布して話を進めたが、とても1時間くらいで終える内容ではなかった。

そこで、早い時期に後必ず期高齢者の学習会を開催することをお約束して会を終えた。

「後期高齢者支援」と、国民健康保険の納付通知には記してあるが、この点についてやはり質問が出された。

「若い世代にこれ以上負担してもらうのではなく、高齢者にもそれ相応の負担していただきますという話を聞いていたが、実際には皆に0.27%高齢者支援をしてくださいということではないか」と。

「国民皆保険はどうあるべきか」この根本から議論しなおさい限り、医療制度はどうあるべきか見えてこないのではないのだろうか。

                                      

  

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「大田区におまかせください」・・・大田区加工技術展示商談会から

2008.07.04

 1日、大田区産業プラザ(PiO)で「大田区加工技術展示商談会」が開催された。大田区の優れた加工技術を全国にアピールする大規模商談会としては今回が初めてとあって、数百社の企業が参加するという。プレゼンテーション企業の中には、自転車で何気に回っていた地域の中小企業の方などがいて、すばらしい技術に感動して時間が過ぎていった。
 

さて、キャッチフレーズは「大田区におまかせください.  Yes ,  We  can  do!]

 どこかで聞いたような気が・・・と思いつつ、「加工・製造先をお探しの皆様へ 大田区が最適な外注先をあっせんします」と、厳しい時代を何としてでも乗り切りたいという意欲を感じた。

 今年度、私は「生活産業委員会」に所属。区民生活部や清掃部、そして産業経済部等の分野の調査事項や陳情を審議するので、まず現場を知らなくてはと思う。

 東京でのガソリン価格がこの夏にも一リットル200円に値上げと言われているが、既に九州の島々では200円を超えた言う。物価も、原材料も値上げしているが、下請けにその値上げ分を上乗せした価格で注文がくればいいが、現場の声を聞けば実に厳しく、やりくりを余儀なくされているという。

 大田区のものづくりに学びたいと全国から様々の分野の方々が視察に訪れている。この灯火をともし続ける町でありたい。

 

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第2回定例区議会 野呂恵子の一般質問

2008.06.20

    6月16日、第2回定例区議会を終えました。 第2回定例区議会では子育て支援について質問をしました。質問の概要をお伝えします。詳しい内容は大田区議会のホームページをご覧下さい。

 また、議会で議決された内容などについてこれから順次報告いたします。

 (質問)児童館の午前中のあり方が大田区でも再検討され、ファミリールーム・子育てすくすくネットなど様々な事業に取り組んできましたが、平成19年度利用実績は年々増加し、ファミリールームへの来館者は220598人、小・中・高校生の利用など、児童館の一年間の利用実績は実に164万6563人に達しました。また、今年度学童保育も2950名の定員に対して3636名と686名のオーバー対応が続くなど、児童館職員は朝から夕方まで大変忙しい一日を送っています。ところが、利用実績や学童保育の定員が増えているにも関わらず、常勤職員は5名体制から4名体制と削減されてきました。その不足分を補う形で40名を超える学童10名ごとに1名の臨時職員、障害児一般2名につき1名、特例1名につき1名のアルバイトなどを補充しておりますが、臨時職員は簡単に確保できないのが現状です。児童館職員の配置や定員のあり方を見直すべきと考えますがいかがでしょうか。その上で、福祉職を採用するべきと考えますがいかがでしょうか。

(答弁)職員の配置につきましては、業務内容・業務量に応じて配置しているところでございます。現在、育児休業など、9名の定数外職員を児童館等に配置しているところでございます。今年度末の定年退職予定者は2名となっております。したがいまして、現状では、現在の職員配置で来年度も対応が可能であると考えておりますので、現時点では、児童指導職員としての福祉職の採用は考えておりませんが、障害児の受け入れを含め、区民需要を十分に把握しながら、これからの児童館の安定的な運営のために多面的な検討をしていくことが必要だと考えております。児童館における職場実態・業務内容を把握するとともに、今後の児童館のあり方を職員配置や定員のあり方を含め、十分検討してまいりたいと考えております。 

 (質問)障害児の放課後対策として通所訓練事業などがありますが、受け入れも限界です。今こそ、元気に放課後を過ごしたいという願いに応え区は障害児の通所訓練等、放課後対策を講ずるべきですがいかがでしょうか。 

 (答弁)現在、区内には、民間の事業者等が運営する障害児を対象とした学童クラブが3か所ございます。区ではこれまで、運営にかかる経費の一部を補助してまいりました。加えて今年度からは、在籍者が20名を超える施設に対して補助金額を100万円増額し、制度の充実を図っております。区では今後も、障害児の実情を踏まえた、よりよい支援のあり方について検討を重ねてまいりたいと考えております。

(質問)限られたスペースでの学童保育70名や65名ものオーバー対応について再検討すべきです。放課後児童対策は主に健常児を対象として発展してきましたが、その狭間で障害のある子どもについては、保護者がやむにやまれず自主的に施設を立ち上げてきた経過があります。大田区でも障害児の学童保育を6年生まで延長するお考えはないでしょうか。 

(答弁)学童保育の定員につきましては、児童館の規模により異なっております。学童保育児は、習い事など、登録児全員が必ずしも毎日利用するとは限りません。そのようなことから、児童の出席率を勘案し、最大受入枠を児童館ごとに設けております。これにより、学童保育を必要とする児童が一人でも多くご利用いただけるよう努めているところでございます。
今後もこどもたちが可能な限り、のびのびと過ごすことができるよう努めてまいりたいと考えております。 
 続いて、障害児受入れの関係でございますが、児童館など学童保育全体の利用状況や他施策との関連も含めまして、障害児の放課後対策をどのように進めていくかという視点で、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。
 
(質問)大田区の保育園待機児は4月で242名。ところが欠員が217名もあります。本来はこの欠員が埋まれば待機児解消も相当数解消するのですが、広い大田区で、欠員がある保育園と待機児が多い地域が必ずしも一致していないために、入園が難しく大変残念です。特に西センター地域での待機児が多く、1歳児は132名もいることを早急に改善しなければなりません。せっかく育児休暇を一年間取得しても職場復帰が適わな状況では、ゼロ歳から預けるしかなくなってしまいます。新たに建設予定の鵜の木保育園など西センター地域の待機児解消に向けた計画もありますが、区が保育園を新設することだけでなく、既存の社会福祉法人等の一歳児枠の拡大なども視野に入れた改善策を考えてはいかがでしょうか。
まず一つは、東京都子育て支援基盤整備包括補助事業の活用です。この事業は平成18年度から21年度までの事業で、区が地域の実情に応じて主体的に行う子育てサービス基盤の整備を、柔軟かつ広範に財政支援することにより、次世代育成支援のための環境を整備する目的で作られました。今年度30億円の予算措置をしております。また、20年度東京都の新規事業では「認可保育所サービス向上支援事業」があります。これは、保育園の入所定員の増、年齢別定員の見直しなど、サービスの向上・改善に必要な施設改修経費を補助することで待機児解消に資するために作られました。いわゆる国のハード交付金の対象とならない改修などが補助対象です。大田区立保育園は国の弾力化の方針を受け、保育園の115%までの受け入れ拡大をしてしまいました。しかし、区内の社会福祉法人など認可園は建物の老朽化で建替えの時期を迎えております。今年度子どもの家と桐里保育園が大田区独自補助などを受け建替えますが、敷地面積などを勘案して大田区で一番待機児童が多い歳児など年齢別定員の枠を拡大するために、都の事業を活用して待機児解消を考えてはいかがでしょうか。
 
(答弁)東京都の認可保育所サービス向上支援事業を活用してみてはどうかということでございますが、東京都の認可保育所サービス向上支援事業は、ハード交付金の対象とならない改修や、対象外の邦人とするなど独自性がございます。区としましても、今後もこの制度の活用を私立保育園に対して働きかけて、待機児解消に努めてまいりたいと考えております。 
(質問)自治体だけではなく企業内保育所設置支援を検討してみてはいかがでしょうか。企業内の従業員の福利厚生だけではなく、地域も包括した保育所の設置など企業も子育て支援に努力すべきであり、自治体はそれを後押しすべきです。

 (答弁)大田区には現在のところ、企業内保育所の設置支援に対する補助制度はございませんが、他区の事業の推移を参考にしながら、研究してまいりたいと考えております。 
 
(質問)最後に保育園給食について質問いたします。私は議員になり他の自治体の保育園なども視察してきましたが、一番小さな乳幼児の食育指導をすべき保育園で保育士に給食が用意されていない大田区立保育園の実態に大変驚きました。平成18年度の第三回定例議会で「保育士にも給食を用意してほしい」と質問をいたしました。今年6月に入り、区立民営化園の方から、乳幼児担当も含めて全ての保育士に給食が用意され、食育指導ができるようになりましたとお話を伺いました。区立保育園での保育士の給食の進捗状況をお聞かせください。
 
(答弁)幼児クラスにおいては、職員が園児と同じ給食をとりながら、食育指導を行うことは、季節感あふれる献立や、食材本来の美味しさを子どもたちに学んでもらう上で大変重要であると考えております。このため、区立直営保育園の幼児クラスにおいて、現在、7月から、幼児クラスを担当する職員に対して、食育指導を目的とした給食の提供をするために関係者との最終調整を行っているところです。
  
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