大田区社会福祉協議会「こども1000人アンケート」

2020.01.04

大田区から委託を受け大田区社会福祉協議会が取り組んできた事業に「地域とつくる支援の輪」プロジェクト事業があります。
2019年第2回定例区議会ではその中で実施した「こども1000人アンケート」を取り上げました。

「地域とつくる支援の輪」プロジェクト事業では、子どもの貧困対策に資する区民活動の支援や活動団体間など、新たな地域資源の開拓に取り組む事業を展開。社協は「こども1000人アンケート」を実施し、120団体へアンケートを依頼しました。そして1229名のこどもたちから「声」が届けられたのです。

「何をしているときが楽しいですか」という問いに75%が遊んでいるときと答え、子どもは遊ぶことが仕事という成長期の子どもらしい姿を感じました。

「大人に言いたいこと、してほしいこと」の質問では「大田区にもっと遊び場所を増やしてほしい。」「ボール禁止の公園を減らしてほしい。」「無料で教える塾を増やしてほしい。」など行政に対する様々な声が書かれていました。

その中で6歳の小学生が「だいすきっていいたいです。だっこしてほしい。」
7歳のこどもの「もうちょっとだけわたしのこと見てほしい」「もうちょっとだけわらってほしい。」という心の叫びが胸に堪えました。
子どもは決して贅沢な願いを訴えているのではなく、ちょっとした親子のふれあいや心からの語らいを必要としていると、このアンケートは教えてくれました。
そしてアンケートに携わった多くの区民団体が、子どもと本音で語り合える居場所、地域に根を張り横のつながりを作っていることがわかりました。

公園での遊び、DVの親子と寄り添う、本の読み聞かせをする、障害のある子どもと放課後を過ごす、子どもと一緒に食事をする食堂、みんな一緒の学習支援などそれぞれの区民団体が愛情を持ち子どもと歩んでいることが、どんなに大田区を支えていることか!

こども1000人アンケートから、保護者にとっても子どもにとっても地域に気軽に利用できるスペース、ほっとできる居場所の重要性を痛感しました。

また報告書から、区職員による分析、傾向と対策、そして専門家の意見等も踏まえ、具体的に大田区の施策に生かすことが、子どもの未来につながると強く感じました。

小学生から高校生までが素直に生の声を届けてくれましたが、アンケートで終わらせず、具体的な対策へとつないでいきたい。

こども1000人アンケート」は、2年連続で実施しています。是非ご覧ください。

 

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