給付制奨学金の拡充を!

2015.01.29

昨年2月議会において私は、給付制奨学金の創設をしてほしいと質問で取り上げました。大田区の奨学金貸し付けは23区内でも利用者が多く評価できますが、貸し付けでは返済が滞る方も多いいのです。就職した時点で2~3万円も返済している方もおりますが、返済できる収入を得ている方は多くないのです。

また、学ぶ意欲があっても経済的な理由で進学をあきらめている生徒も多いのです。

本来、国は全ての学生の学びを支える政策を実現すべきですが、日本の教育予算が先進国の中でも低いと指摘されている理由は、こうした奨学金の分野にも及んでいるため、給付制がいかに大切かと考え質問しました。

その後、6月議会において「区内在住の方から子どもたちの学びを支える給付制奨学金の申し出」の報告があり、給付制奨学金の条例が議決され、昨年10月からスタートしました。
これは「末吉育英基金」と名付けられ、年間40名を対象に一人30万円の給付制奨学金がスタートとしました。本当にありがたいことです。

日本の社会では所得格差が広がる一方であり、親の収入に左右されない教育制度の充実はもっともっと必要だと痛感しています。

 

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財務省・国家公務員宿舎跡地を保育所用地として提供

2013.06.14

6月6日、財務省は待機児解消に向け国家公務員宿舎跡地など国有地約400カ所を、保育所用地とし定期借地権として提供することを発表しました。

50人以上の待機児童を抱えている21都道府県の65市区町村を対象に、6月末までに情報提供するそうです。

これは財務省の諮問機関である財政制度等審議会で提示され「平成28年度末までに順次廃止する予定の国家公務員宿舎の用地」が対象。
自治体だけではなく保育所を運営する法人などにも利用を呼びかけるそうです。

認可保育所の枠が拡大できるチャンスです。

 

 

 

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大田区に異議申し立て! 認可保育所に入所を!

2013.03.10

3月7日、大田区の2013年度の認可保育所入所第1次選考に漏れた母親や父親が、区に対して異議申し立てを行いました。第1選考では、3546人の申し込みに対して2241人が内定しただけであり、4月職場復帰を目指しているが、このままでは復帰もおぼつかないと困り果てて異議申し立てにかけつけたのです。

大田区ではこの間、「大田区保育サービス基盤拡充のための3か年プラン」を掲げ、2011年度から3か年で1000人の保育サービス定員増を進め待機児解消に向けて取り組んできましたが、まだまだ待機児解消には至っていません。
今年も昨年と比較して、待機児は200名程度増えています。

保護者から保育の申し込みがあれば自治体が対応しなければならないことは保育福祉法で定められ、当然のことですが、東京都、そして国を挙げて、この問題の解決に向けて取り組まなければなりません。

一方で、地方へ行けば保育所の定員を減らしているところが増えてきている。
昨日も故郷で保育園園長をしている方から「60名定員のところを50名に減らした。田舎に若者がいなくなっていることは、非常に困った問題だ。やがて農村が壊れていく。日本の農業はどうなるのだろう。」と悲痛な声を上げていた。保育園の裏で無農薬野菜を育て、自家栽培の野菜が園児に提供される。そして、送迎も行っている。そこまでしなければ園児が集まらないと話していた。
地方では若者に仕事がなく、しかも低賃金のため、都会に集中してきた。だが、経済や社会のひずみは、懸命に働く若い世帯に負担を強いている。

今年の入園のポイントを見ても22点で一次選考から漏れた地域もある。調布地域のように認可保育園がなかなか建設できずにきた地域では特に大変だ。

少子高齢化の言葉と裏腹に、子どもを産み育てている若い世帯に安心の自治体でなければ、若者は住み続けられない。

 

 

 

 

 

 

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福島の子どもたちと夏休み・・福島子ども保養プロジェクト IN弘前

2012.09.02

今年はNPO法人ラボ・アスナロの「福島子ども保養プロジェクト」に参加。福島の子どもたちが少しでも外遊びができればと開催されました。

一週間の企画でしたが、私は平和コンサート・委員会終了後、弘前市へ。地域では多くの方々のご支援がありました。
福島出身の身内がいるという温泉では、福島支援と無料で温泉を提供していただきました。
また、鶴田町町長の支援を得て「216メートル」の太巻きに挑戦したり、夜にはねぷたにも参加。

日本で二番目に長い滑り台で遊ぶ子どもたち。
昨年3月11日以来初めて泳いだ!と歓声を上げる子どもたち。
深浦の千畳敷のきれいな海では、海で泳いだのは初めてという子どももいました。
いつも放射能汚染を気にしながら暮らすことがどんなに体にも心にも辛いことでしょう。
せめて一週間でも線量の低い地域で過ごし、遊べることが子どもたちの心にも安らぎをもたらします。
新たな友達の輪が、次につながればいいなと願う。

今回、保養プロジェクトを各方面から支えてくれた皆さんに感謝!

私も久しぶりに夜のねぷたを見た。故郷はいいものだなと思う。祭りを楽しみに故郷へ帰省する若者たち。
待ちわびる親たち。被災地のそれぞれの祭りがひらかれる日が早く来ますように!

 

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多摩川を結ぶ水辺の楽校・・・源流から下流まで

2012.03.20

 昨年河川法が改正になりました。これは、日本で最も多くの方が訪れ、利用している多摩川をもっと活用する機会です。

 私は、羽田沖から東京湾、あるいは竹橋から東京湾、そして羽田沖から多摩川を遡上するなど、これまで様々な機会に洋上へ出てみました。その度に、この海や川と子どもたちや大人が触れ合う機会をもっと増やしたいと思ってきました。

 そこで昨年の第一回定例区議会の質問で「多摩川 水辺の楽校」を取り上げました。以下が昨年の質問です。

「多摩川の源流から下流まで、多摩川を結ぶ水辺の楽校楽しく学ぶ学校があります。人と自然のかかわりと豊かさを学び、多摩川と接する流域16市区村、19校が集うネットワークは、生物多様性という難しい言葉を使わなくても、生物の豊かさを知る貴重な取り組みです。源流の山梨県小菅村から下流の川崎市まで加入するネットワークに、残念ながら大田区だけが加入しておりません。2009年、鵜の木地区で多くの地域の方々も声を上げました。多摩川と隣接している東調布から萩中まで、川とつながる総合学習は行われていますが、源流から下流へ、やがて海に至る自然を通し、おおた水辺の楽校としていけるようにすべきと考えますが、いかがでしょうか。2年後、国体は大田区でカヌー競技が行われます。嶺町小学校の夏の学校のカヌーを皆さん思い出してください。地域の方々による運営はもちろんですけれども、多摩川に連なる各地域に呼びかけ、正式に立ち上げるため、社会教育課あるいは環境保全課の援助を求めます。」

教育総務部長は「体験的な学習は非常に重要であると考えておりまして、多摩川の自然を活用した自主的な取り組みが活発に行われることは望ましいことと考えておりますので、今後も支援していきたいと考えております。」と答弁されました。

子ども時代はまずよく遊ぶことで友達との関わりを学び、体も鍛えられます。そして学ぶというバランスで、学力重視の前に運動や芸術にも力を注ぐことが大切です。また自然の中で豊かでおおらかな子どもを育てる教育政策は、これからの社会、人間形成にも重要です。

私の住む矢口地域では多摩川での楽しい遊び方をご存じの方が大勢おります。もう一度子ども達に水辺とのかかわりを覚えてほしいものです。何しろ多摩川は都市型河川の王様だそうです。年間利用者は1000万人といわれております。高度経済成長の時代を経た今後の社会は自然と親しむ時間の確保や、自然からの学びが子どもたちにも大人たちにも安らぎを与えてくれると思います。

 私自身、田舎でのどかな子ども時代を過ごせたことは、今振り返っても良かったなと思います。

 大田の貴重な財産、自然を生かしていきたいものです。

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