園児たちを見守り続けた「ひかんざくら」

2008.04.11

 毎年この季節の私の楽しみの一つに区立幼稚園の入園式がありました。残念ながら今年、入園式はありませんでした。区立幼稚園は、とうとう来年3月で廃園。そして、今年は一クラスだけでの生活の日々をはじめました。

 例年、千鳥幼稚園の様々な行事に参加させていただきましたが、子どもたち一人ひとりの笑顔が本当に輝いていました。「お互いを尊重し合いながら大人も子どもも笑顔がたくさん見られる幼稚園にしていきたい」と、園長先生はじめ、職員の方々は子どもたちだけではなく、保護者とも心を通わせておいでになりました。

 3月、ゆり組、もも組そろっての卒園式が、ひかんさくらの咲く幼稚園で行われました。「一人ひとり感じ方はみんな違っていいんだよ」と語りかけられ、よく遊び、自然に触れ、集団でのかかわりを学び、そして、当たり前の日常の積み重ねを育んできた園児たち。あの幼い、心細いような顔の入園式を見ているだけに、その成長した姿は本当に嬉しい光景でした。

 今、自治体では、区立幼稚園を残す様々な手立てを講じています。区立と私立がそれぞれの良さを伸ばしながら、保護者に様々な選択の余地を残してあげることが必要なのです。

 地域の方々の暖かい交流も含めて一つひとつ積み上げてきた区立幼稚園廃園の影響が、子育て、教育に与える影響が大きいことを改めて知る日々です。

 

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