初夏の風を感じて・・・ふれあいパーク活動

2008.06.16

 ふれあいパーク活動を通して少しず地域の方々とのふれあいが始まっていることは、とても嬉しいことです。先日も、「掃除手伝います」と声をかけてきてくださった方がおりました。また「最近、公園の花を見るのが楽しみで散歩のコースにしているんですよ」と声をかけてくださり、本当に励まされています。

 さて、今年もようやく6月14日に花の植え替えをおこないました。昨年植えたビオラがずっと咲き続けて楽しませてくれたので、人々の衣替えと同じように、夏の花に植え替えました。今年初めてNPO「大田・花とみどりのまちづくり」から花を購入しました。大田・花とみどりのまちづくりは、大田区内の圃場で苗を育て、区内の様々な公園や駅前などの花植えを行ってきた会です。赤いサルビアがひときわ目をひき、花びらの形に作った花壇は600ポットの花々で賑わいをみせています。

 この日は7人の方が集まって、初夏の風と暑さを背に受けながらも「土に触れることが楽しい」と時を過ごしました。

 「コンクリートの都会のちょっとしたオアシス」と、みんなの笑顔がはじけた一日。

 子どもたちの遊ぶ声がこだまし、みんなが憩える公園を作り続けたいものです。

                

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大田区コミュニティバスの導入について

2008.05.09

 昨年12月から検討されてきた大田区コミュニティバス導入の候補地域が報告されました。

「交通不便地域の解消」、「高齢者や障がい者の活動を支援する福祉の視点」、「まちの魅力をネットワークする観光の視点」から議論が行われてきましたが、「矢口・下丸子」地域がその候補地に選ばれました。

 連絡協議会を立ち上げてきた住民の発意が大きな力になりました。これから、行政だけではなく地域がずっと関わりながらより良い内容へと議論されていくことが大事です。

 既に実施した自治体を見れば、コストの問題がクリアされずに廃止を決定した地域もあります。決めるまでの過程も大事ですが、決めた後の取り組みが、事業を継続する力になっていくと考えます。

  また、地域の特性によっては、コミュニティバスとは違う形式の新たな公共交通を選択するところも出てきております。それが東京大学大学院、大和裕幸研究室が提案した「オンデマンド交通」です。バス停で待っているだけではなく、自宅からコールするという選択も可能な方法です。これまでは過疎地域での取り組みが紹介されておりましたが、最近では都市部でも取り組むところがでてきました。

 いずれにしても、公共交通の必要性はますます重要になっていくと考えます。勿論、高齢化や地球温暖化の視点からも大事なことですね。

  

 

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ふるさとの空は・・・六ヶ所村再処理工場の危険性を問う

2008.04.15

 4月14日、「六ヶ所再処理工場の危険性を問う」と題して開催されたシンポジウムに参加した。このシンポジウムは全国の医師の団体が、被爆しても治療方法がない現状を重く受け止め、六ヶ所村再処理工場の本格稼動中止を訴え開催された。

 1980年、アメリカやソ連の医師は、核戦争防止国際会議(IPPNW)を設立したが、それは、被爆に対する治療方法がないこと、被爆は予防する以外にないからでした。それから20数年の月日が経ち、日本は今、どこへ向かおうとしているのでしょうか。

 さて、アメリカは1942年、「マンハッタン計画」で二種類の原爆を製造しました。一つは長崎原爆の材料となった、原子炉から生み出され再処理されたプルトニウム、そしてもう一つは濃縮ウランによる広島原爆。そして製造過程で生み出された「死の灰」。それは無毒化できなければ、多大な影響を与え、実に100万年もの長い期間、隔離しなければならないのです。既に世界各国は「死の灰」の処理に困り果てているのです。

 パネラーとして参加した京都大学原子炉実験所の小出裕章氏は、「原子力に夢を持った時代から、逆転の時代に入った。1970年代、原子力発電所の建設は次々とキャンセルされ、現在、4百数十基残っているが、この20年間は増えていない。死の灰はどうしようもなく、とてつもない危険がある。巷で言われている原子力ルネッサンスは決しておこりません。」と話していました。そんな状況の中での日本の原子力への取組は何故なのか。

 2006年3月31日からアクティブ試験を開始した青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場は、今年5月に本格稼動へ移行しようとしています。そして、再処理工場周辺では、既に330兆ベクレルという膨大な放射性物質が大気と海洋に放出されています。また、使用済み核燃料1トン当たり4億円もの経費であり、経済的には破綻しているのです。ところが、六ヶ所村の再処理工場は本格稼動に入ろうとしているのです。

 六ヶ所再処理工場の稼動は、大規模な環境破壊を引き起こすと同時に、着々と核軍事に利用されていくプルトニウムが製造されていくのです。この事態を黙って見過ごすことはできないと、各地域から集まった人々の思いを、どうか受けとめ、広げて欲しいと願わずにいられません。

 六ヶ所村で「花とハーブの里」を営んできた菊川さんが育てた球根が、矢口せせらぎ公園で花開きました。ふるさと青森県の人々に生活できる環境と安心をと願っているように大輪の花をつけたのです。次の世代に安心の環境を受け継いでいきたい。

                                                          

             

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丸子川の整備について

2008.04.11

2月の議会でまちづくり、河川の整備丸子川について質問いたしました。

大田区は一級河川多摩川、そして羽田からつづく東京湾と、豊かな自然環境に恵まれた地です。特に、多摩川は都市型河川の王様として、年間1000万人を超える人々が活用する流れです。ことに、下流域の大田区には干潟、そして、神奈川県の絶滅危惧種B指定のトビハゼの産卵場所としても貴重な場所です。今回は、そこに寄り添うように流れる丸子川について質問いたしました。 以下は2月議会の質問の抜粋です。

 

 徳川家康の時代に遡る六郷用水の名残・丸子川はまもなく見事な桜を見せ、行き交う人々を楽しませてくれます。全長7.3キロメートル、大田区では2.3キロの一級河川として、のどかな散歩コースになっており、区外からも多くの人々が訪れています。

 さて、その川沿いをゆっくり歩いていけば、大田区と世田谷の境が大変明瞭にわかります。それというのも、柵や石積みが大田区と世田谷では違っているからです。川の護岸が石積みの護岸になっている世田谷区。柵も大田区側は駐車場のフェンスのようで、丸子川の風情にはあまりなじみません。そうした状況を毎日眺め暮らしている地域の方々は、せめて訪れる人の目を楽しませたいと、ボランティアで花を植えられております。

 今、東京都では「緑に囲まれ、水辺と共存した都市空間を創出する」として、新たに、コンクリート護岸や河川に背を向けた建築物などを見直すとしておりますが、大田区としましても水と緑の散策路につながるこの2.3キロの丸子川の護岸や柵などの整備をするよう東京都にも働きかけ、市民の散策コースとして活用すべきですがいかがでしょうか。同じ河川を管理しても区の政策によって景観も異なり、改善の余地があると考えます。丸子川沿いは、春の桜のみならず四季を通して他区からも訪れる人の多い散策コースであり、区の観光スポットとしても有効と考えます。行政だけではなく、地域の住民も参加した景観のあり方も視野に入れて考えていただきたい。

 人間は自然と共生して潤いや安らぎを得ながら日々の生活を繰り返す。シギやカルガモが訪れるこの水辺もまた、私たちにとってはかけがえのない流れです。

 

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