墨田清掃工場フィルターから検出された放射性物質・・・・昨年3月の東京・・・

2012.03.06

 東京23区清掃一部事務組合で、墨田工場で発生した放射性物質を含む粉じんの測定結果を公表している。東京が3月にいかに放射性物質に汚染されていたか如実に示している。

それによれば、昨年1月14日から3月19日まで、墨田工場は定期点検の時期だったため、焼却炉を停止していたという。停止期間、ごみバンカの脱臭のため「活性炭脱臭装置」を稼働させていた。

 この時期は、まさに福島原発爆発のもっとも大量に放射性物質が放出した時期だったが、墨田工場のフィルターはそれを捕獲していた。結果は、東京23区清掃一部事務組合のホームページに掲載されている。

http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/sumida240217.pdf

   保管粉じんの測定結果
放射能濃度(セシウム合計)
保管量
活性炭脱臭装置のフィルター付着粉じん 

 検体1 61,100Bq/kg      約18kg

 検体2 31,700Bq/kg      約26kg
 

灰バンカ室換気装置のフィルター付着粉じん 

      70,400Bq/kg       約11kg
(測定日:平成24年1月18日)

 私たちは3月に、この70400Bq/kgという数値の東京で生活していたのである。これまで自動車のフィルターの汚染という話は聞いていたが、墨田工場のフィルターは、原発の爆発がいかに広範囲に、そして、匂わず、目に見えず進行していくかを隠しようのない事実として教えてくれている。原発は廃炉に!

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