廃プラスチックの中間処理施設を視察して

2008.09.08

 

 23区が廃プラスチックのサーマルリサイクルを決定した2006年からこの間、各区の取り組みの違いによって様々な課題が生じている。資源化に取り組む区がある一方で、税金をこんなにかけられないと焼却にまわす区など様々な状況である。

 8月25日視察した足立区にある戸部商会では、中野区と新宿区の資源化されたプラスチックを中間処理しています。次々と運び込まれるプラスチックは、あまりきれいとはいえず、また、臭いも結構強く、仕事をしている方は本当に大変だと思いました。資源化といいながら、中には紙おむつがまぎれていたり、洗剤が入ったままの容器が混入しており、そうしたものを手作業で一つ一つ仕分けしているのです。そのため、残渣の量も多いのが実情です。市民の中で、ごみではなく資源なんだという意識がまだまだ少ないのかも知れません。

 この日は丁度、雨降りで気温が少し低かったので臭いなどはいつもよりは少なかったかもしれませんが、資源として廃プラスチックを出す私たち一人ひとりの気持ちの持ちようで改善できることがあるなと思いました。

 資源化に取り組んでいない我が大田区のこれからも問われますが、何よりもプラスチックの課題は、上流、つまり企業の製造段階からの改革なくして本当の解決は遠いとつくづく感じた一日でした。

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