多摩川を結ぶ水辺の楽校・・・源流から下流まで

2012.03.20

 昨年河川法が改正になりました。これは、日本で最も多くの方が訪れ、利用している多摩川をもっと活用する機会です。

 私は、羽田沖から東京湾、あるいは竹橋から東京湾、そして羽田沖から多摩川を遡上するなど、これまで様々な機会に洋上へ出てみました。その度に、この海や川と子どもたちや大人が触れ合う機会をもっと増やしたいと思ってきました。

 そこで昨年の第一回定例区議会の質問で「多摩川 水辺の楽校」を取り上げました。以下が昨年の質問です。

「多摩川の源流から下流まで、多摩川を結ぶ水辺の楽校楽しく学ぶ学校があります。人と自然のかかわりと豊かさを学び、多摩川と接する流域16市区村、19校が集うネットワークは、生物多様性という難しい言葉を使わなくても、生物の豊かさを知る貴重な取り組みです。源流の山梨県小菅村から下流の川崎市まで加入するネットワークに、残念ながら大田区だけが加入しておりません。2009年、鵜の木地区で多くの地域の方々も声を上げました。多摩川と隣接している東調布から萩中まで、川とつながる総合学習は行われていますが、源流から下流へ、やがて海に至る自然を通し、おおた水辺の楽校としていけるようにすべきと考えますが、いかがでしょうか。2年後、国体は大田区でカヌー競技が行われます。嶺町小学校の夏の学校のカヌーを皆さん思い出してください。地域の方々による運営はもちろんですけれども、多摩川に連なる各地域に呼びかけ、正式に立ち上げるため、社会教育課あるいは環境保全課の援助を求めます。」

教育総務部長は「体験的な学習は非常に重要であると考えておりまして、多摩川の自然を活用した自主的な取り組みが活発に行われることは望ましいことと考えておりますので、今後も支援していきたいと考えております。」と答弁されました。

子ども時代はまずよく遊ぶことで友達との関わりを学び、体も鍛えられます。そして学ぶというバランスで、学力重視の前に運動や芸術にも力を注ぐことが大切です。また自然の中で豊かでおおらかな子どもを育てる教育政策は、これからの社会、人間形成にも重要です。

私の住む矢口地域では多摩川での楽しい遊び方をご存じの方が大勢おります。もう一度子ども達に水辺とのかかわりを覚えてほしいものです。何しろ多摩川は都市型河川の王様だそうです。年間利用者は1000万人といわれております。高度経済成長の時代を経た今後の社会は自然と親しむ時間の確保や、自然からの学びが子どもたちにも大人たちにも安らぎを与えてくれると思います。

 私自身、田舎でのどかな子ども時代を過ごせたことは、今振り返っても良かったなと思います。

 大田の貴重な財産、自然を生かしていきたいものです。

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