佐原からのたより・・・

2013.03.15

まちおこしをしている佐原の友人から写真が届きました。なつかしいSLです。
東日本大震災で大きな被害を受けた銚子や佐原地区に観光客を呼び込もうと企画されたものだそうですが、JR佐原-銚子駅間で3日間、昭和44年以来44年ぶりだったそうです。懐かしさと温かさを感じさせるSLをぼんやり眺め、のんびりしたい気持ちが戻ってくる。

友人はまちおこしのため、退職後も生涯現役と自負してあちこちで勉強会を行っていますが、日本が昔から大切にしてきた文化や町並みなどがどんどん消えつつあることを憂い、佐原の駅舎など情緒あふれるものにしようと活動してきました。

そんな活動を目にしていると、東日本大震災で東北の豊かな自然や営みと共に、これまで堅剛だと信じられてきた建築物が根こそぎ倒壊した記憶は、私たちに一つの答えを教えてくれているように思うのです。

地域の風土に育まれた樹木による建築。風土に合った建築様式。それは、もっとも効率的なエネルギー消費の仕組みでもあります。
故郷青森県には、樹木の中でも最も腐らないともいわれる「青ひば」が生育しています。下北半島の風雪に晒されながら、時間をかけて成長するこの樹木は、大変丈夫で建築物の土台としても希少価値があります。地域の気候に耐えてきたからこそ、住みやすい木材として人間の生活を潤す樹木。
各地に生育する樹木をもう一度活用していけば、日本は海外からの輸入に頼る生活を幾分かでも解消できます。

もう一度「生活とは何か」と基本に立ち返る時代にたち、人間のつながりが希薄な社会を変えていきたいと思いませんか。

 

 

佐原からのたより・・・

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